先日開催された「もみカフェ」のイベントに参加された皆さん、ありがとうございました！
今回のテーマは「快適な住まいとは？」で、お招きしたのは、住まいづくりのスペシャリスト、佐藤さん。
彼の話を通して、家を建てるときに何が本当に大切かを改めて考えさせられました。
まず強調したのは、住まいの「素材選び」の大切さ。家を建てる際、見た目や価格だけでなく、使用する素材がどのように室内の温度や快適さに影響を与えるかも考慮する必要があるということでした。
例えば、壁や屋根の素材。夏場、太陽の熱を吸収してしまう材料を使うと、室内がまるでサウナのように暑くなってしまうことがあります。
一方、熱を蓄熱しない材料を使用すれば、エアコンの効きが格段に良くなり、電気代の節約にもつながります。これは、特に暑い夏や寒い冬に快適な住環境を維持するために非常に重要なポイントになります。
また、佐藤さんは素材の「熱伝導率」についても触れました。熱伝導率の低い素材を選ぶことで、夏は涼しく、冬は暖かい、エネルギー効率の良い家を実現できるとのことです。
例えば、スピンオフという素材は、優れた断熱性能を持っており、快適な住まいづくりに理想的な選択肢です。
さらに、家の素材が居住者の健康に与える影響についても、お話しいただきました。現代の住宅には多くの化学物質が使われていますが、それらが原因でアレルギーやシックハウス症候群を引き起こすことも少なくありません。もみの木などの自然素材を使用することで、室内の空気質を改善し、健康的な住まいが実現できるとのこと。
もみの木には「フィトンチッド」と呼ばれる成分が含まれており、これが抗菌・抗ウイルス作用を持っています。
この成分が室内の空気を清浄化し、アレルゲンの少ない環境を作り出すのです。特に小さな子どもや高齢者、ペットのいる家庭では、こうした自然の力を活かした家づくりが大切だと改めて感じます。
佐藤さんは、「家は長く住むものだからこそ、自然素材を選んでほしい」とのこと。
もみの木の家は、調湿効果により一年を通じて快適な環境を提供します。湿度が高い時には木が水分を吸収し、乾燥している時には木が水分を放出することで、室内の湿度を適切に保つのです。この調湿効果が、ダニやカビの発生を防ぎ、喘息やアレルギーを持つ人々にも優しい住まいを実現します。
今回のイベントでは、佐藤さんがいくつかのおもしろい実験を披露してもらい、素材の違いがどれほど住まいの快適さに影響を与えるかを体感できる時間がありました。
たとえば、同じ温度に温めた素材を手で触ると、触った感覚が全く異なることに驚きです。
また、冷凍庫で冷やした素材を触る体験や、温めた素材の上に氷をのせて溶け方の違いを観察する実験も行われました。氷がどんどん溶ける素材と、ほとんど溶けない素材の違いには、参加者一同が感心しきりでした。
右の方が温度が低いのに氷は早く溶けるという不思議な現象が。
こうした実験を通じて、佐藤さんは「住まいの素材選びがいかに重要か」をわかりやすく伝えてくれました。参加者の皆さんも、実際に手で触れて感じることで、住まいの温度管理の重要性について実感することができました。イベントは終始和やかな雰囲気で、笑い声や驚きの声が絶えない楽しいひとときとなりました。
さて、ここで皆さんに朗報です！次回のもみカフェのイベントは9月21日と22日に開催予定です！今回のテーマも「住まいづくり」についてですが、なんと今回は「芋掘りイベント」も同時に開催します！秋の味覚を楽しみながら、家族で過ごす楽しい時間をお届けします。
芋掘りイベントでは、自然と触れ合い、土の感触を楽しむことができます。子どもたちにも大人気のイベントで、家族みんなで笑顔になれること間違いなしです。また、イベント参加者には、おいしい焼き芋やポテトチップスなどをその場で食べられるよう調理します！
その際に、使用する「遠赤外線クッキングヒーターDGH」のご紹介もさせてもらいますが、このお話は次回！
もちろん、住まいづくりに関する最新情報や、佐藤さんのような専門家のアドバイスもたっぷりお届けします。次回のイベントも、ぜひお楽しみに！
「もみカフェ」でのイベントは、住まいに関する新しい発見や、家づくりのヒントが得られる場です。そして、参加者同士のつながりが深まる素敵な時間でもあります。次回のイベントも、たくさんの笑顔でいっぱいにしたいと思っていますので、皆さんのご参加を心よりお待ちしています！
楽しく体験できるお話、そして家族で楽しめる芋掘りイベント。9月21日・22日はぜひ「もみカフェ」に遊びに来てくださいね！
