寒さが和らぎ始める2月頃、花粉シーズンも本格化します。日本では、2人に1人が花粉症に悩まされていると言われていますが、その症状を緩和する手段として注目されているのが「もみの木の家」です。フィトンチッドという自然の力を活かしたもみの木を使った住まいは、空気を清浄に保ち、アレルギーの原因物質を抑制する効果が期待されています。今回は、もみの木がどのように花粉症を和らげるのか、そして手軽に始められるリフォームプランについてご紹介します。
もみの木には、「フィトンチッド」と呼ばれる成分が含まれています。この物質は、樹木が外敵から身を守るために放出しているもので、空気中の細菌やカビ、害虫を寄せ付けない効果があります。さらに、フィトンチッドには空気を清浄化する作用があり、室内の空気環境を大きく改善してくれます。
花粉症の主な原因は、花粉そのものだけでなく、空気中のアレルゲン(ダニ、カビ、ホコリなど)が絡み合うことで症状が悪化することにあります。もみの木が放出するフィトンチッドは、これらのアレルゲンを抑制し、室内を清潔な環境に保つことで、花粉症の症状を軽減します。
私たちが使用するもみの木は、自然乾燥で処理されています。通常の人工乾燥ではフィトンチッドが失われることが多いのですが、自然乾燥のもみの木はその効果をしっかりと維持しています。そのため、施工後も長期間にわたりフィトンチッドが放出され続け、半永久的に室内空気を清潔に保つことができます。
また、もみの木のフロアは「柾目(まさめ)」に取ることで、木材の収縮や反りが抑えられ、より高い調湿効果と耐久性を実現。これにより、湿気がこもらず、花粉やダニが繁殖しにくい空間を提供します。
もみの木は、湿気が多いときには空気中の水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出します。これにより、室内の湿度が快適な状態に保たれ、花粉が浮遊しにくい環境を作ります。
もみの木の家では、部屋干しのイヤな生乾き臭や、調理中の匂いも気になりません。フィトンチッドが匂いの元となる成分を分解し、清々しい空気を維持します。
湿度の高い場所でもカビが発生しにくく、部屋全体が衛生的に保たれます。花粉シーズンだけでなく、梅雨や夏場にも快適な環境が続きます。
花粉症対策として、家全体をもみの木の家にするのは理想的ですが、「まずは1部屋から」という方法も手軽でおすすめです。たとえば、子ども部屋や寝室など、家族が長時間過ごす空間を優先してリフォームすることで、効果を実感できます。
リフォームプランでは、既存の壁やフロアをそのまま活かして施工が可能です。6畳の部屋の場合、壁と天井にスピンオフを上塗りし、もみの木のフロアを上貼りすることで、以下のような効果を得られます
断熱効果、防菌・防カビ効果がプラスされ、さらに結露も防ぎます。これにより、室内が清潔に保たれ、花粉やダニの増殖を防ぎます。
調湿効果や消臭効果が加わり、部屋全体の快適さが向上。花粉やアレルゲンが溜まりにくい環境を実現します。
費用は、壁・天井のスピンオフ施工が45平米で約20万円、もみの木フロアの上貼りが10平米で約25万円。合計50万円以内で、花粉症対策が万全な快適な部屋が手に入ります。
特に子ども部屋や寝室におすすめです。子どもたちが安心して過ごせる空間を提供したい方や、花粉症で睡眠が妨げられる方にはぴったりの環境です。また、高齢者の方にも優しい空間が実現できます。
大西工務店のモデルハウスでは、もみの木とスピンオフの効果を実際に体験していただけます。「部屋の空気が全然違う」「まるで森の中にいるような香りがする」と、多くの方がその違いを感じています。洗面所やキッチン、トイレなどの空間で、もみの木の効果を存分に味わうことができます。
また、タバコや調理中の匂いが残らないという体験も可能です。花粉シーズンが本格化する前に、この快適な空間をぜひご自身でお確かめください。
2月から始まる花粉シーズンに向けて、もみの木の家で花粉症対策を始めませんか?フィトンチッドが放つ自然の力で、清潔で快適な空間が手に入ります。1部屋からのリフォームでも効果は抜群!50万円以内で手軽に始められるこのプランを、ぜひご検討ください。
まずは、大西工務店のモデルハウスを訪れて、その快適さを体感してください。花粉症の季節を迎える前に、一歩先を行く快適な住まいづくりを始めましょう!