9月20日と21日、もみカフェでは楽しい芋掘りイベントが開催されました。今回は、もみの木のショールーム裏にある畑で、たくさんの家族がさつまいも掘りを体験しました。なんと、大西工務店が育てたさつまいもは、子どもの顔くらいの大きさ!そのため掘るのも一苦労でしたが、参加者たちは笑顔で一生懸命取り組んでいました。中には、どれだけ大きなさつまいもが出てくるかで競争する子どもたちの姿も見られ、畑は賑やかな雰囲気に包まれていました。
さつまいも掘りの最後には、ユンボを使って一気に畑を掘り進める場面も。さつまいもを次々と掘り出す様子に、大人も子どもも大興奮でした。
芋掘りの後は、ショールーム内に移動して、さつまいもの試食会が行われました。このショールームは、もみの木の部屋を体感できる場所で、心地よい木の香りに包まれながら、特別なクッキングタイムがスタート。
今回のクッキングでは「DGH」という遠赤外線クッキングヒーターを使って、さつまいも料理を振る舞いました。DGHを使うことで、調理されたさつまいもがふんわりと仕上がり、素材の甘みを最大限に引き出すことができます。メニューは、「大学いも」「ふかしいも」「さつまいもチップス」の3品。特に人気だったのは、さつまいもチップス。子どもたちも、おいしそうにパリパリと音を立てて食べていました。
DGHとは、遠赤外線を使って調理することで、素材本来の味を引き出す調理器です。イベントでは、DGHについての説明も行われ、参加者の皆さんもその魅力に引き込まれていました。特に驚かれたのが、IH調理器が主流の日本とは違い、ドイツではDGH調理器が主流になっていること。DGHは低電磁波で環境にも優しく、料理が健康的に仕上がることから、ドイツのエコ志向の生活にもピッタリだそうです。
DGHを使った調理のメリットは他にもあります。例えば、揚げ物をするとき、普通なら油が食材に吸収されて減ってしまいますが、DGHを使うと油の減りがほとんどありません。このため、ヘルシーな揚げ物が作れるうえに、油の飛び散りもなく掃除がしやすいという利点があります。
そして、部屋に匂いが残らないというのも大きなポイント。大学いもを作る際にも、揚げ物をしているはずなのに、部屋にはほとんど油の匂いが残りませんでした。これは、もみの木が持つ自然の消臭効果と、ショールームの壁に使用されている「スピンオフ」という断熱塗料のおかげです。さらに、DGH調理器はガスと違い、上昇気流が少ないため油煙が広がりにくく、壁や換気扇の汚れも抑えることができるとのこと。これにより、調理後の掃除も非常に簡単になるんです。
さらに、DGHを使うことで、部屋の冷暖房効率も向上します。通常のガス調理器だと、調理中に発生する熱で部屋の温度が上がってしまいますが、DGHは排気熱が少なく、室温を保ちながら快適に料理ができるんです。また、燃焼によるCO2や水蒸気が発生しないため、室内の空気を汚す心配もありません。
イベント中、DGHの調理中に中性の水が沸騰するだけでアルカリ性に変わるという実験も行われました。遠赤外線の働きにより、調理された食材がアルカリ性に変化し、より健康的に仕上がるという特徴もあります。
ドイツでは環境への配慮が進んでおり、燃焼による有害物質を出さないDGHが主流です。調理器具一つにもエコな視点が反映されているという点で、DGHの導入は日本でももっと普及していくべきだと感じました。
この日参加した家族たちは、DGHで調理されたさつまいもの美味しさと、その調理器の機能に驚きを隠せない様子でした。「普通に揚げたら油がたっぷりの揚げ物になるけど、こんなにヘルシーにできるなんて!」と感心する声や、「匂いが全然残らないのはびっくり。これは家でも使ってみたい!」という意見も多数ありました。
また、さつまいもだけでなく、DGHで炊いたごはんも試食されました。なんとごはんは15分で炊き上がり、しかもふっくらとして甘みが引き立っています。短時間で美味しいご飯が作れるのもDGHの魅力です。
もみカフェでの芋掘りイベントとDGH調理器体験は、楽しいだけでなく、健康や環境に優しい暮らしについて学ぶ貴重な機会となりました。もみの木の部屋で過ごしながら、さつまいもを使った料理を楽しむ時間は、家族全員にとって特別な思い出になったことでしょう。
これからも、もみカフェではさまざまなイベントを通じて、家族で楽しめる体験や新しい知識を提供していきます。次回もぜひお越しください!