もみの木の内装材が注目を集める大きな理由は、もみの木が半永久的に放散する「フィトンチッド」という物質にあります。
フィトンチッドは樹木が放散するさまざまな揮発性物質の総称で、害虫の忌避作用や抗菌・抗カビ作用などを持つものです。
自ら移動したり攻撃したりすることができない樹木が、外敵から身を守るために備えた防御システムといえます。材木に加工されたとしても、フィトンチッドは半永久的に放出されます。
自然の力で澄んだ空気で、長年生活していくことができるため、私たち人間にとって非常に心地よい生活を営むことができます。
もみの木が放散するフィトンチッドは空気中のホルムアルデヒドを分解する効果があります。
また、静電気も発生しないので埃が浮遊しません。家の中を漂う有害な化学物質を分解し、空気を清浄に保ってくれるので花粉症、アレルギーの方は症状が軽減されたという声も多くの方から寄せられています。
フィトンチッドにはテルペンという香り成分も含まれており、森の中にいるような香りがほんのりと漂い、リラックス効果抜群です。
フィトンチッドは空気中に漂うニオイを分解してくれるので、内装材に使用する事で気になる生活臭の軽減が期待できます。
フィトンチッドはもともと樹木が害虫や細菌などから自分を守るために分泌する物質でありこれはつまり「虫が住み着きにくく、菌類を繁殖させにくい家にできる」ということ。
ダニ・ゴキブリなどの害虫や、カビなどの菌類が発生しにくい環境づくりが可能です。
またもみの木は、自然乾燥から建材となるので結露に強く冬はあたたかく夏はサラサラといった、気持ちのいい肌触りで快適に暮らせます。